肝臓の中で起きている代謝
まず代謝としてこのようなことが起きています。
お肉の中に入っているC18という飽和脂肪酸は9個のアセチルCOAになるんですね。そしてココナッツオイルに含まれている飽和脂肪酸はC12となり、6個のアセチルCOAになります。

それぞれ分解されて2人1組のような状態を1量体と言い、これが2個くっついて2量体となったものをケトン体と呼んでいます。
このようなことが肝臓の中で起きているんですね。
ケトン体の化学反応を起こす為に必要な酵素がある
肝臓の中でケトン体になったら、血液に乗って脳に運ばれていくわけですが、脳に入ると一度アセチルCOAに戻って、戻ったアセチルCOAがATPとして脳のエネルギーに使われていく設計になっています。
カリフォルニアのエリック教授の論文によって、この時に2量体になる酵素というのが大切な役割を果たしていることが分かっています。その酵素がHMGCS2です。
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