一定期間食物を口にしないという断食によるダイエット方法がありますが、やり方を間違えると危険です。
断食でダイエット効果がある理由は、食べないことによって摂取カロリーが減るからです。
1日に使う消費カロリーが、摂取カロリーより多ければ、痩せることができます。
断食によってカロリー摂取量を少なくすることができれば、消費カロリーのほうが上回る状態になれるでしょう。
極端な食事の制限は、カロリーの欠乏状態を招きますので、断食のやり過ぎは栄養不足を引き起こすことになります。
カロリー制限でダイエットができるのは、エネルギーが欠乏した体は筋肉や脂肪からエネルギーをつくろうとするからです。
この体の仕組みから考えると、単に食べなければ痩せられると簡単そうに思えますが、やり方には注意が必要です。
長期間の断食は、体に相当な負担がかかるので、専門知識のある指導者のもとで行わなければ、大変危険です。
ダイエット効果を求めて断食をするなら、3日くらいが限界であり、それ以上はしないほうがいいとも言われています。
断食後に、普通の食事に戻す時には、注意が必要です。
いきなり食事量を戻すと、リバウンドのリスクが上がるからです。
しばらく食事が少ない状態が継続すると、人体はカロリー消費量を少なくして、脂肪を蓄えようとします。
リバウンドは、減らしていた食事を一気に戻す時に特に発生しやすいものなので、断食後は特に気を付けましょう。
最後まで、大切な時間を使って読んでくださったあなたに、良い事がありますように。
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