体脂肪には、皮膚のすぐ下層にある皮下脂肪と内臓の周囲につく内臓脂肪の2種類があります。
男性はどちらかというと内臓脂肪が多くなり、一方、女性は皮下脂肪が多くなりがちです。
いわゆるメタボは内臓脂肪の増加によって起きる症状ですので、男性は体重増加がメタボ要因になりやすいのです。
過剰な内臓脂肪は、血圧を上げたり、血糖値や血中脂質を増やす要因になるので、内臓脂肪の少ない身体を維持したいものです。
日々の食事を改善することは内臓脂肪対策に有効ですが、それ以外にも、運動をすることが大切です。
体内に蓄積された内臓脂肪を減らすには、一定の時間以上の有酸素運動が有効だとされています。
ランニングやジョギング、スイミングは有酸素運動として代表的な運動といえます。
可能なら、1日1時間ずつの有酸素運動に取り組みましょう。
毎日続けることで内臓脂肪が運動に必要なエネルギーとして消費されていきます。
ダイエットの為とはいえ、毎日の有酸素運動はつらいと感じる方もいるようですが、生活習慣に組み込めは実行しやすくなります。
時間に余裕がある日は会社へ歩いて行ったり、バスや電車の利用を一駅分短くしたり、エスカレーターではなく階段を使うなどの心がけが効果的です。
内臓脂肪の燃焼を促進できるようなダイエットをするには、毎日の行動をほんの少し変えることの積み重ねが有効です。
大がかりなことを始めると身体に無理がきますので、間食をやめたり、歩く距離を伸ばすなどの、ダイエットを意識した行動から始めましょう。
最後まで、大切な時間を使って読んでくださったあなたに、良い事がありますように。
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